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      庖丁式の儀式とは

日本で唯一、料理の祖神をまつる高家神社は、千倉の海を見下ろす山裾に鎮座、高家神社の祖神は、磐鹿六雁命、日本で唯一、料理の神様をまつる神社。古くから味噌、醤油の神様としても全国にその名を知られ、調理師、調味加工業者の信仰を集めてきた。

庖丁式は、烏帽子、直垂をまとい、庖丁とまな箸を用いていっさい手をふれることなく、真鯛、鯉、真魚鰹などを調理します。

古式に則った所作とその庖丁さばきは、まさに熟練の技。日本料理の伝統を今に伝える厳粛な儀式。
10月17日の秋の例大祭、11月23日の新穀感謝祭の時に行われる。



  包丁一代     岡千秋

味の一文字 背中にしょって
包丁に賭けた男意気
勝負は浪速のど真ん中
見てとる聞きとる味さばき
包丁一代 
磨くこの腕 板修行

食道楽のこの街で生きているんや
日本一の板前になったるわい

野暮で愛想も言えないが俺が
振り向きゃいつもお前だけ
女房になるならついて来い
なみだを見せずにうしろから
包丁一代
晴れてのれんをあげるまで

錦飾って故郷に帰る
その日はいまだ遠いけど
待ってろおふくろ天下取る
秘伝は心にあるはずだ
包丁一代
俺が開くぞ俺の道



   
平成25年12月、和食、日本人の伝統的な食文化がユネスコ無形文化遺産に登録
南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、
これに寄り添うように育まれてきました。
このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、
「和食、、日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。


和食の4つの特徴
(1) 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられ。
素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。


(2)栄養バランスに優れた健康的な食生活
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われ。
「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、
日本人の長寿や肥満防止に役立っています。

(3) 自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。
季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。


(4) 正月などの年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれ。自然の恵みである「食」を分け合い、
食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。

ユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産の政府間委員会で、
「和食日本人の伝統的な食文化」の登録が正式に決まった。国内からは歌舞伎や
「京都祇園祭の山鉾(やまほこ)行事」などに次いで22件目。
2011年6月、京都の料理人らでつくるNPO法人日本料理アカデミー(村田吉弘理事長)が
府に政府への提案を要請。府が国に働きかけて昨年3月、ユネスコへの提案が実現した。
提案書で政府は「和食」を「『自然の尊重』という精神を表現している社会的慣習」とし、


1 新鮮で多様な食材とその持ち味の尊重
2 栄養バランスに優れた健康的な食生活
3 自然の美しさや季節の移ろいを表現した盛りつけ
4 正月行事などの年中行事との密接な関わりと四つの特徴を挙げる。


はじめに考えていたのは、プロの料理人が作る豪華(ごうか)な「会席料理」だった。
しかし、11年に韓国が「宮中料理」を登録しようとしたところ、
王や王妃ら一部の人たちだけのものと判断され、登録されなかった。
そこで政府は、たくさんの人たちに親しまれている各地の郷土料理なども含めることにした。


 伝統的な日本の料理は、、おせち料理のように年中行事や季節と関わったりしている。
そうした特徴から和食を、自然を尊重する日本人の精神を現す「社会的慣習」としてユネスコへ推薦することにした。
過去に登録された「フランスの美食術(びしょくじゅつ)」なども、料理そのものより、
地域の人々の生活や伝統との関わりが評価された。




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